「親鸞会」の卒業と「念仏の信心」のススメ

親鸞会からの卒業と、いろいろな入射角で浄土真宗の領解を取り上げるブログです

2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

⑮「三方よし」について

真宗教義の少し難しい話が続きましたので、今回は少し視点を変えてみたいと思いました。 「三方よし」と言うことについて書いてみたいと思います。 「三方よし」は近江商人の経営理念であったと言われます。 三方とは「売り手よし」「買い手よし」「世間よし…

⑭「称名念仏」について

「称名念仏」について書きたいとおもいます。 親鸞聖人は『教行信証』「行巻」で、 私たちの救いの「大行」は「無碍光如来の名を称えることである」 と明確にお示しになっています。 「無碍光如来の名」とは「名号」(南無阿弥陀仏)のことですので、ひとま…

⑬「歓喜」について

「歓喜」について書いてみたいとおもいます。 ⑪「信心」について、で浄土真宗の「信心」は「疑いが無くなる」ということであり意業とは直接的な関係がないことを述べました。 これについて親鸞会の元講師や会員の方から、信心決定したら「大歓喜がおこるので…

⑫「なぜ生きる」について

「なぜ生きる」についてです。 「なぜ生きる」は「仏法」であり「どう生きる」は「仕事・学業・政治・経済・科学など」である。 「なぜ生きる」が目的であり「どう生きる」は手段である。 「なぜ生きる」は「どう生きる」より重要である。 などという親鸞会…

⑪「信心」について

今回は「信心」について書かせて頂きたいと思います。 親鸞聖人の教えは、「信心正因」であり「信心」によって救われると言われています。 「信心」の話を避けていては浄土真宗の領解について述べたことにならないとおもいますので、このテーマを取り上げさ…

⑩感想を頂きました(その3)

最近頂いた感想について、感じたことを書かせていただきたいとおもいます。 ある親鸞会の講師の方から、 「親鸞会については、私のほうが詳しく分かるので、教えて頂かなくても大丈夫かと思います。もっと(ブログ筆者の)何かユニークな強みが出るような情…

⑨「一念覚知」について

「一念覚知」についてYouTubeなどの動画で、数多くの根拠が出されて論争が続いているようです。 親鸞会の元講師の方から、それとは少し異なる観点「認識論」で述べてみてほしいとのことです。 「一念覚知」の定義を『浄土真宗辞典』では 「行者は、信の一念…